この曲を聴け!
最近の発言
Renegade (失恋船長)
Dangerous / Real World (火薬バカ一代)
Real World (火薬バカ一代)


MyPage

NITRATE - 最近の発言
モバイル向きページ 
解説 - 最近の発言
新しいコメント・評価 (タイトルをクリックすると当該項目に移動します)


Renegade

英国人アーティスト、今回はベースに専念したニック・ホッグが。今回は盟友であるロブ・ワイルドはバンドを離れたが、VEGAのメンバーである、トム・マーティンとジェイムス・マーティンが参加したりと、その穴を埋めているようだが、もう少しギターチームには自己主張して欲しかったなぁ。アルバム毎にシンガーも変るので、バンドというよりはロックプロジェクトという出で立ちなのか、詳しいバイオはさっぱりだが、アレクサンダー・ストランデルが見事な歌唱スタイルでバンドサウンドに貢献、嫌味にならないコーラスワークも爽快感を高め、煌びやかなキーボードが、ある意味楽曲を牽引している。

典型的なAOR系ハードサウンド。久しぶりに、この手のサウンドを聴いた。最近はイングヴェイのLIVEに凱旋マーチの2枚組。だから余計に、耳を休めるのに丁度良い。これはタイミングなんだが、もしも、この手のバンドを聴き漁ってる時期だったら、また違う印象を受けるだろう。
ギターが目立たないというのは少し食い足りない。そうなるとリズムパターン、ドラムが典型的なスタイルを決定づけている。カラフルなキーボードと上手い唄を生かすのならば、もう少しエッジと自己主張が欲しいのだが、それはないものねだりなんだろう。

AOR系ハードマニアにはドンピシャリである。個人的には疲弊した耳を休めるのに丁度良かったが、飽きのサイクルが早いと感じた。これもタイミングだろう。このバンドの音源はこれが最初じゃないが。サブスクリプションサービス生活の弊害。次から次へと流れてくるオススメ音源。それらに上書きされて忘れてします。手元にないからなぁ。こうなるのよ。
それにしても優等生なサウンドだね。デジャブ感を払拭するためにも、個性を出して欲しかったが、今作を叩き台にAOR HEAVENから羽ばたきFrontiers Music と契約したんだからマニアには間違いない作風なんでしょう。

失恋船長 ★★ (2025-06-24 03:05:35)


Dangerous / Real World
哀愁を帯びつつ、一度聴けばすぐさま口ずさめる
キャッチーなサビメロの素晴らしさにグッとくる
メロハーの名曲。デンジャラ~ス♪

火薬バカ一代 ★★★ (2023-02-27 22:34:42)


Real World

MIDNITE CITYを率いて、これまでに3枚のアルバムをリリース。すっかりメロディ愛好家から篤い信頼を勝ち得ているロブ・ワイルド(G)の参加しているプロジェクトということで興味を惹かれたNITRATE。本作は彼らが’18年に発表した1stアルバムで、日本盤は「令和のゼロ・コーポレーション」ことANDERSTEIN RECORDSからのリリースでした。
マスタリングはHAREM SCAREMのハリー・ヘスが担当、シンガーを務めているのは、あら懐かしい。ロビー・バレンタインも在籍していたZINATRAや、MENNEN等での活動で知られるヨッス・メネンじゃありませんか。その脇をロブ・ワイルド、ニック・ホッグ(G、Key)、ピート・ニューデック(Ds)といった、いずれも80年代型メロハーに関しては一家言ある「書いて良し」「演って良し」な面子が固めるという鉄壁の布陣が敷かれています。
曲作りの中心を担うのは、当然ロブ…かと思いきや実はニックだったりするのですが(そもそもこのプロジェクトの発起人でもあるという)、フックの効いたメロディ、煌びやかなハーモニーとKeyに彩られ、溌剌と躍動するメロディアスHRサウンドはMIDNITE CITYの諸作と比較しても全く聴き劣りしないクオリティを誇っていますよ。
特に歌詞には「TOKYO」も登場する爽快なアリーナ・ロック・チューン⑥と、一度聴いたら哀愁のサビメロが耳から離れない⑩はこのプロジェクトの旨みを凝縮したような名曲。ヨッス・メネンも昔は然程上手いシンガーという印象を持っていなかったのですが、ここではその印象を覆す情感豊かな歌声をもって楽曲の魅力を見事に際立たせてくれています。
所属レーベルの店仕舞いで国内盤が早々に廃盤になってしまったのが残念な力作。

火薬バカ一代 ★★★ (2023-02-24 00:27:00)