日本人としては"My Heart Will Go On"よりも印象に残る名曲かと思いますので挙げておきます。TVドラマ"恋人よ"の主題歌用にDAVID FOSTERがドラマのストーリーを読みJUNIOR MILESと共作、ドラマの放映に合わせて1995年10月にシングルリリース。また2年前に既出のアルバム"ラヴ・ストーリーズ"に追加収録のうえ日本のみ"スペシャル・エディション"として再発されました。お聴きの通りの曲ですので多くは語りません。それにしてももうそんな前になるとはね。
①Helloween - This Is Tokyo 7人体制でアルバム作ったんですね 最近の彼等の作品を全く聴いていないので なんとも言えませんが こういうメロディアスかつキャッチーな曲を先行公開するとは どんな作風になるのだろう どこか神秘的なニュアンスと香りがしますね THIS IS TOKYOねぇ
②Magic Power: All Star Tribute To Triumph - Magic Power ジョーイ・ベラドンナをフィーチャーした一曲 思いのほかジョーイが上手く歌っています アンスラックスのイメージを上手く払拭しています こういう面もあるのかと 豪華アーティストが参加する中で面白い組み合わせですね
⑤Bobby "Blue" Bland - Ain't No Love In The Heart Of The City ハードなものを愛するマニアにはホワイトスネイクの曲として認知しているでしょうが オリジナルはボビー・ブランドなんですけど これが素晴らしいのよ このフィーリングはハンパない 多くのアーティストにカヴァーされていますが 個人的にはボビー・ブランドが一番
⑥Squealer - Power It's Me ACCEPT成分の強い曲ですね アルバムもその方向性です 扇情的なギターなどウルフ・ホフマンを手本にしています 少々やり過ぎな面もありますが 逆にここまでACCEPTしているのは興味も出ますね シンガーもグラム系のバンドにいそうな歌声でウド風味を出しています 面白いバンドだ
⑦DOUBLE DEALER - Look At Your Face ヘヴィなシャッフルナンバー ソロでは島が弾きまくり でもこの曲は下山の曲ですね 獰猛な肉食獣が喉元を狙い噛みつく まさにサーベルタイガーな歌声でしょう 古典的な曲調だが上手いことやってくれた 歌詞が好きなんですよね 調子に乗っている馬鹿どもをイジる歌詞 パクリとまくりで開き直るバカ みんなに裏で笑われ馬鹿にされている事に気が使いおバカさんの歌
世に万葉の花が咲くなり / SOUTHERN ALL STARS / SOUTHERN ALL STARS
"~and ALL STARS"名義だった前作"稲村ジェーン"を10thとカウントするとして丁度2年ぶり1992年9月リリースの11th。その前のセルフタイトル9thも13曲入りの力作でしたが今回は更に増量した16曲・73分がCD1枚に収まりました。前作・前々作同様ブルーズロックありR&Bあり'60sポップスありのまさに百花繚乱、そして日本語の使い方を万葉歌人に擬えた通りに絶妙、洗練されています。どこを切っても安心して聴けるいつものサザンです。'90年代前半はBeing、後半は小室や本作を最後にサザンから離れた小林武史らによってJ-POPは隆盛を極めますが、その先駆け的な存在となり基盤を固めたと言えましょう。売れたから名盤なのではなく傑作だから売れたのだと納得の1枚。私も買ったと思うけどまだ家のどっかにあるかなぁ?
メーカーによると今回アメリカのPBSでの放送時のオーディオ・テープを使用してのリリースであり、となっているがわざとらしい歓声、そしてトーキョーという言葉がジェフからも発せられる。ワタクシの耳には、あのRising Force: Live In Japan '85となり、2006年に再度リリースされたDVDからの音源にしか聞こえないのだが、インチキくせなぁ。Amazonを始め、通販サイトなどでも、このインフォメーションを採用しているのだが、どうなのかなぁ。
ヨハンソン兄弟、マルセル・ヤコブ。そしてジェフ・スコット・ソートと最強のラインナップが揃い、俺様ギターを適度に聴かせてくれる。最近のイングヴェイは聞く耳を持たない、注意する人間がいないの裸の王様状態なので、凄い事は凄いのだが、As Above, So BelowやOn The Run Againみたいな曲はもうやらないし、やれない。 前者は北欧メタル、後者はキャッチーさもまぶしたシングルカット向けの一曲と、タイプは異なるがイングヴェイの凄さを端的に物語っている。 インストナンバーの凄さは言うに及ばずだが、延々と繰り返される時間になれたので、この時代は割とコンパクトだなぁと感じ、もう少し欲しいと思う、イングヴェイ、ドM体質に飼い慣らされてしまっている事に気がついた。
1993年11月発売ですから明らかに狙ってますね、サザンのシングルとしては初のクリスマスソングという34thです。"世に万葉の花が咲くなり"収録の"CHRISTMAS TIME FOREVER"が"Happy Xmas (War Is Over)"に倣った世界平和祈願の歌だったのに対し、この曲はごく普通のラヴソングになりました。"白い天使が舞う永遠の世界で Baby Baby 涙はBlue"という歌詞を彼女が天に召されたと解釈すれば最高に悲しい曲ですが、"君"は普通に愛する誰かだと捉えましょう。やはりクリスマスは特別な日なのです。この後ミスチルに注力する小林武史が係った最後のサザン作品。